虫歯菌のつくる歯垢(プラーク)によって歯が溶かされてしまう病気を虫歯と呼びます。
虫歯は自然治癒のない点で通常のケガと異なり、放置すると症状はただただ悪化する一方となってしまいます。
そこで、まずは虫歯や歯周病がこれ以上悪くならない環境へ整えるため、お口の中の衛生管理をしっかりと行い定期的なメンテナンスを行うことをおすすめします。
悪くなってしまったところは、最小限の治療を行いましょう。
虫歯は通常、程度によってC0~C4の5つに分類されます。
アクセス
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【所在地】
〒655-0015 神戸市垂水区野田通8-25
※駐車場7台完備
診療について
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[月〜金]
9:00~13:00
14:30~18:30
(火曜午後休診)
[土]
8:00〜12:00
13:00〜17:00 - 休診日
- 火曜午後・日曜・祝日
※祝日週の火曜午後は診療
一般歯科(虫歯・歯周治療)
虫歯の進行段階とその治療法

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- C0
脱灰
ほとんど自覚症状がありません。
この段階ではブラッシングと予防処置により、再石灰化して治る可能性が高いです。
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- C1
歯の表面(エナメル質)の虫歯
自覚症状はほとんどない反面、放っておくと虫歯が悪化してしまう危険な状態です。
この段階の虫歯はエナメル質を一層だけ削り、主にプラスチック系のCR(コンポジットレジン)という 材料を詰める治療を行います。
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- C2
歯の中(象牙質)の虫歯
この段階では飲食をした時に染みる・痛むなどの症状が表れます。
治療は虫歯の部分を削り、主に部分的な詰め物(インレー)で保護します。
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- C3
神経まで進行した虫歯
この段階までくると、激しい痛みを感じるため、神経をとる治療が必要となります。
その後、一般的な治療法として全体的な被せ物(クラウン)を装着します。
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- C4
歯の根まで進行した虫歯
虫歯が歯の根まで進行すると、最悪の場合、抜歯の可能性が出てきます。
重要なのは抜歯が必要となるまで放置しないことですが、抜歯が必要となった場合は
その後の選択肢として、入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの対策が必要です。
歯周病は生活習慣病の一つです
歯周病の治療法
スケーリング・ルートプレー二ング
超音波を使ってスケーリングを行う器具や、歯周ポケットと言われる部分に手用の器具を使用し、付着した歯垢・歯石の除去を行ったうえで歯の表面を滑沢にします。
歯周病を防ぐうえでもっとも重要なのはブラッシングです。
正しいブラッシングを怠ると、これらの治療を行うことで症状が改善しても、また以前の状態にすぐ戻ってしまいます。
歯周病の治療・予防においては正しいブラッシング方法を身に付けて、ご家庭でもきちんと歯磨きすることが重要です。
正しいブラッシング法やPMTCなど、詳しくはこちらをご覧ください。