ヘルスケア型歯科診療
おおの歯科医院は2021年に日本ヘルスケア歯科学会の認証医院として認められました。
これはドクター個人に与えられる認定医とは異なり、医院がチームとして予防歯科を実践し、患者様のお口の健康を守り育てる医院であるということの証をいただいたことになります。
ひと昔前まで、日本ではむし歯の洪水で治療しても治療してもむし歯が減らず、最終的に80歳で20本の歯が残るかたは非常に少なかった時代がありました。
その後むし歯や歯周病の原因が明らかになり、どうしたら防げるかが明らかになってきました。80歳で20本残っている方が30年前には10%にも満たなかったのが、最近では実に50%以上になったということです。
それはむし歯も歯周病も予防が可能になるということが明らかになったことが影響していると思います。むし歯も歯周病も予防可能だということです。早目に手をうつことで、重症化が防げ、軽度で短期間の処置で改善に向かいます。高額な費用もかかりません。早目に手を打つためには早目に気づく必要があります。ご存じのようにむし歯も歯周病も最初は全く症状がありません。大概は進行してから何らかの症状が現れます。
ヘルスケア診療は早目に変化を気づけるように、定期的に規格資料を採取します。これらの規格資料を注意深く観察して、現れた変化を患者様と共有し、歯ブラシを含めた生活習慣指導や治療介入の是非について相談していきます。
悪くなったら削って詰めてもらおう、抜くのは仕方ないと絶対に思わないでください。そうなる前に“予防”策があります!実は16歳から歯周病のリスクは上がり始めます。若いうちから予防の意識を持って予防に目覚めて、なるべくお口のダメージを少なく、80歳でも28本、いや100歳で28本を目指しましょう!